みどりについて ABOUT

リハビリ訪問看護ステーションみどりの代表の中村千佳と申します。
私はもともと理学療法士として、病院から在宅に戻るためのお手伝いができる仕事がしたいと思い、理学療法士となる道を選びました。しかし、現実的には病院から自宅に戻る人は少なくもどかしさを感じたため、「初めから自宅で生活している人たちが、元気で楽しく生活できるようお手伝いがしたい」と学生時代に思うようになりました。

理学療法士として訪問の仕事をする中で「自宅で生活する人たちが本当に求めるサービスとは何か？」と深く考えました。そして自身の経験から「看護」や「リハビリ」、「介護」などを区別することなくそれぞれのサービスが重なり合う支援内容こそ、本当に必要とされているサービスであると肌で感じ、「自宅に住む人の生活を、トータル的にお手伝いできる訪問看護ステーションを作りたい」と考えました。
そのため、理学療法士の知識や技術だけでは心もとなく感じ、看護師と介護支援専門員の資格を取得することで、多職種の仕事を学びつつ「連携」することの大切さを知ることができました。

おかげさまで、当ステーションは多くの方々に助けられながら、地域の皆様のご理解、ご協力のもと開設から10年を迎えることができました。
「みどりさんだから訪問をお願いしたい」
「みどりさんに来てもらえてよかった」
「みどりさんにお願いしてよかった」
このようなとてもありがたいお言葉を数多くいただいております。みどりのスタッフはみんな穏やかで本当に気持ちの良い人ばかりです。「お互い様」の精神と皆様との一つひとつの「ご縁」を大切にしながら、これからも利用者様とご家族が安心して自分らしく暮らせるように、みどりらしい丁寧なサービスを提供してまいりたいと思います。

みどりに入職する前は、地元の総合病院にて13年勤務し、子育てと介護で9年のブランクを経て、訪問入浴の仕事に7年従事しました。病院以外で働いたことのなかった私にとって、訪問入浴の仕事は新鮮かつ自分の看護観にぴったりだと気がつきました。訪問入浴看護師として働く中で、介護チームとして連携する訪問看護師の様子を見て、訪問看護の仕事に興味を持つように。そして父が亡くなり、母にも手がかかるようになった頃、代表から声をかけてもらい入職しました。

女性はどうしても自分よりも家庭事情を優先してしまい、仕事との両立が難しくなりがちです。しかし、みどりではそれぞれの事情にしっかりと配慮し、働きやすい環境を整えてくれています。経営陣とスタッフのしっかりした信頼関係があるからこそ、困ったときも安心して働くことができています。

訪問看護師は、専門性と総合力が必要になるため難しい面もありますが、利用者様一人ひとりにじっくりと向き合えるため、とてもやりがいを感じられるのが魅力です。利用者様から「来てくれるのが楽しみ」と言われるような、頼りになる訪問看護師を目指して、日々学びながら楽しく働いています。